板金塗装について、板金って何?コーティングの事例を交えてご紹介いたします。

Q.どうやって修理するの?

本来の形から変形したヘコミなどをハンマーで叩いたり、
引き出したりして形状を調整・修理していきます。
外板パネル、内板骨格パネル、バンパーなどの部位や
状態によって、板金の手法を変えていきます。

Q.板金ってなに? 

板金は事故などの衝撃で生じたヘコミや、
老朽化により変形したボディを元に近い状態に戻す作業です。
近年は車重の軽量化を考慮し、アルミなどの素材も採用されて
いますが、大半は鉄から網にして薄く引き延ばした鋼板で
できています。

Q.塗装ってなに? 

板金で修復されたボディの表面は、やすりなどで
削られています。塗装を行うことで、表面の色合いを
綺麗に整えていきます。修復パーツ部分をさらに磨いて
下処理を施し、下塗り工程、本塗り工程、磨き工程の
3工程に分けて塗装を施します。元々ボディの色・配合の
割合はあらかじめ決まっており、メーカーからの資料に
基づいて行えば、簡単に塗装できます。

1.車体の損傷診断

事故により損傷を受けた車を、運行不能な
場合はレッカー車引き取り入庫時、事故状況を
把握した上で、車の損傷具合やダメージの
入力方向などを診断。お客様との打ち合わせ等、
スピーディに見積もります。

2.フレーム修理

外装、内装部品脱着後、フレーム誤差を
計測チェック。計測数値を基に、修正ポイントを
落とし込んだチャートを作成し、修正機を使用して
骨格パネルを元の正常な形、正確なサイズに修正、
必要部品を交換します。

3.板金

破損した外板パネルを元の状態に直していきます。
叩き出しの後、サンディングで表面を平らにし、
パネルのへこみを元の形に整えるためにパテで埋め、
乾燥させてから磨きをかけます。

4.塗装

車に合わせたボディーカラーを調色し、
塗装が必要ない部分をマスキングします。
その後、ダメージ部分をスプレーガンで塗装、
ゴミなどが入らない専用の塗装ブースで乾かせて、
仕上げはポリッシング機で丁寧に磨きをかけます。

5.整備・検査・納車

脱着部品を取り付け、ライトの高さ調整、
四輪アライメントでタイヤの位置、
方向を測定し正常に調整、走行の安全性を確保します。
社内のクリーニングを完了次第、お客様に納車します。
お引き渡しの際にも、修理内容や保証期間などを説明します。
アフターフォローも万全の対策で。